ブログ

ヘンリー5世、みてきました。

投稿日:

今日は、シェークスピアのお芝居、ヘンリー五世を見て来ました。昨年のヘンリー4世の続きで、ヘンリー5世は、その息子。次は順番ではその息子、「ヘンリー6世」となり、その後の「リチャード三世」で百年戦争から薔薇戦争の集結まで駆け抜けます。

新国立劇場では、2009年にヘンリー6世から始まり、今回のヘンリー5世で一巡します。前回のヘンリー6世三部作は通しで9時間!私は、用事で、一部だけ見て泣く泣く会場を後に。なので次回も、ヘンリー6世3部通し(9時間!)でやってほしい!そして、次回こそ、途中で邪魔が入りませんように!ヘンリー6世第一部は最高に面白いです。歴史オタクでなくとも。

肝心の今回のお芝居の内容ですが、シェークスピアは対比を多用します。観衆はその時々の自分の立ち位置によって感情移入する側が異なってきます(多分)。今回も主役によって引っ掻き回される英仏それぞれの側の混乱を描いています。それも歴史の教科書に乗ってくるような正統派の人たち、いわゆる歴史をつくる人たちの間の対立と、大きな流れに巻き込まれ、それでも自分たちの存在を主張する民衆の。軸はいくつもあり、ともすればダレがちなこともあるのですが、このヘンリー5世では見事にまとまっています。それがフランスに宣戦布告するまでの休憩をはさんで前半の内容なのですが、後半はアジャンクールの戦いを描いています。こちらは前半と大きくことなり圧倒的な臨場感で見るものを引き込みます。

とっても楽しい時間でした。ほとんどの人は名君ヘンリー5世の活躍を描くって表現するのかも。リーダーのあるべき姿?明るく貪欲に残虐に!でも個人的には、絶対的な権力者の下につくなら「神輿は軽いほうがいい」よね。ってことで私だったら、謀反起こして処刑される側かな。

-ブログ

Copyright© パリで最も眺めの良い部屋は? , 2018 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.