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バレエ・フェスティバル 全幕プロ アリーナ・コジョカルのドン・キホーテ

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7月28日、台風の中、アリーナ・コジョカルのバレエ、「ドンキ・ホーテ」を見てきました。共演のバジル役は、レオニード・サラファーノフ。会場は東京文化会館、当然、チケット完売です。素晴らしい席をとることができました。しかも、私の席のすぐ前に、昨日のドン・キホーテに出演していたミリアム・ウルド=ブルームとマチアス・エイマンのペアと、ダニール・シムキンが見に来ていました。これはラッキーでした。

肝心のバレエの方は、もう、素晴らしい!とくにアリーナ・コジョカルとレオニード・サラファーノフの息がぴったりです。ふたりともダイナミックというよりはこまかーいところまで徹底的に美しく、というタイプです。完璧な美しさでした。また、脇を固める東京バレエ団もメンバーも、特に衣装の色彩効果を強調しているというか、見た目にとても美しく、バレエに詳しくない人でもこれはこれでたのしめるだろうなあという内容でした。もちろん、バレエ好きにも、サービスたくさん。例えば、最初のドン・キホーテとサンチョ・パンさがたびに出るシーンから、キトリとバジルは出てきていますし、何より、無駄なパントマイムは結構、省略気味です。もちろん、コジョカルとサラファーノフの甘いというか美しいマスクを堪能できる二人のパントマイムはしっかり生かされています。

さて、7月27日と28日、配役を変えて同じドン・キホーテを全幕特別プロという形で上演していますが、本来は3年に一度の世界バレエ・フェスティバルのプログラムの一つです。かっては本当に入手の難しいチケットでした。私は、何度か本プログラムをみています。全幕の問題点は3年に一度とはいってもそのメンツの入れ替わりはものすごく少ないということになります。しかも、1ペアあたりの時間が限られるため、どうしてもステージの見た目は地味。本当にバレエの面白さが分かる人向けのプログラムという見方もできる一方、わずか4,5分のダンスを見ても…という見方もできるわけです。私は後者の立場です。なので、バレエに興味を持ち始めた人が作品の面白さについて、演目の違いからバレリーナの違いまで推し進めてかんがえてるようになるきっかけにはなると思いますが、私にはちょっと。

会場入り口には東京バレエ団のダンサーのサイン入りシューズが飾ってありました。ポワント基金のPRでした。バレリーナはたくさんのシューズを消費します。だからそのシューズ購入に用途を絞った基金を設立し、そこへの協力を来場客にPRする目的で飾ってあるようです。で、思ったのですが、全員ではないにせよ、人気のあるバレリーナのサインを入れたシューズをオークション形式で売ればいいのに…と思いました。

かつてABT(アメリカン・バレエ・シアター)がこういうことをしていました。その際に入手したのが、鍛冶屋百合子さんのサイン入りシューズです。これは実際にステージで使われたものです。いいですよね?!加治屋百合子さん、ABTの来日公演の際は、NHKでも放映されましたね。その後は、現在はヒューストンバレエで、プリンシパルをされています。このヒューストン・バレエには日本人が結構、在籍されているようです。

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